2015年03月13日
八王社 春野町篠原 神楽の里「勝坂」紅葉の「明神峡」 神仙世界の入口(春野町豊岡)
八王社 春野町豊岡地区篠原
御所車型二輪屋台
若い曳き手が多く威勢の良い曳き廻しを見せる春野町豊岡地区篠原の八王社。
八王子神社の祭典で曳き廻すと共に、夜は平木八幡連同様、気田の街へと繰り出し、祭りの夜の気田の賑わいに華を添える。
明治九年(1876)に篠原、勝坂、山路西東、植田の各村が合併して豊岡村が発足。
明治二十二年(1889)に気田、宮川、石切、小俣京丸と豊岡が合併して気多村となった。
豊岡地区は神楽の里として知られる勝坂、紅葉の名所明神峡を含む広大な面積に集落が点在する。
春から秋にかけて、国道362号線で篠原を通り過ぎてから杉川を渡って左手に別れ県道389号線に入り小石間トンネル(全長700メートルの一車線トンネルで中央付近の待避所以外では自動車のすれ違いが出来ない)を抜ければそこは神仙世界の入口である。
県道389号水窪森線は、狭隘で落石が多く危険であるということで、勝坂~門桁~河内浦間で19時~翌朝5時30分の夜間全面通行止めとなっている。
まさに神仙の暮らす秘境である。
とはいえ、篠原は賑やかな気田の街に隣接しており、国道362号線も面しているため、お祭りは非常に賑やかだ。
小石間トンネルを抜けた野尻(豊龍社)、植田(豊栄社)にも屋臺がある。
篠原から山を登った赤岡(赤栄社)にも屋臺があるが曳き廻しを休止している。
DVD『天龍の屋臺』に収録!!
Posted by 天竜北遠のお祭りを応援する會 at 12:42│Comments(0)
│気多