2015年03月29日
白倉屋台囃子 白倉峡 エメラルドグリーンの滝壺 美しい紅葉と渓谷
秘境
美しい渓谷白倉峡へと続く斜面に白倉の集落はある。
白倉では大正の頃まで屋臺を曳いていたが、第一次世界大戦後の不況で龍山村の主要産業であった日本有数の銅山である峰之沢鉱山が一時閉坑となり、龍山の経済を揺さぶった。この頃、瀬尻では磐田へ屋臺を売却しているが、白倉でも同様に屋臺を手放すことになったという。屋臺は四輪の屋台であったらしい。
白倉屋台囃子は、一人で二つの小太鼓を叩くなどの特徴があり、近隣の二俣郷祭禮囃子や三社祭礼囃子とも共通点がない独自のお囃子である。屋臺売却後、一時途絶えていたが、昭和中期に復活し白倉諏訪神社祭典で奉納されている。
また、非常に美しい紅葉の名所であり、白倉峡もみじまつりの際にも白倉屋台囃子は披露されている。
白倉峡の紅葉の美しさは比類のないものであるが、渓谷の美しさは四季を通じて訪れる人々を魅了している。
エメラルドグリーンの滝壺は、特に夏場に息を呑む美しさとなるが、大小様々な幾つもの瀧が見せる渓谷の美しさというものは、本来であれば何時間も山の中を歩かなければ出逢えないような光景であるが、古来より険しい山の奥深くに人々が暮らしてきた天竜区だからこそ、新東名浜松浜北インターからクルマで約40分、舗道を5分歩けば、この世のものとは思えない美しい世界に辿り着く。
美しい山に、河に、
神が宿る
天竜区
そこは、神仙世界の入口
DVD『天龍の屋臺』に収録!!
Posted by 天竜北遠のお祭りを応援する會 at 23:16│Comments(0)
│天竜区龍山町